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西岡恭蔵 紹介

 

西岡恭蔵(にしおか きょうぞう、1948年5月7日 - 1999年4月3日)は、シンガーソングライター。愛称はゾウさん。三重県志摩郡志摩町(現志摩市)布施田出身。

 

フォークグループ・ザ・ディランを大塚まさじ、永井洋と結成。ザ・ディランIIのデビューアルバム『きのうの思い出にわかれをつげるんだもの』のレコーディングに参加。象狂象のペンネームで作ったプカプカは彼の代表曲となる。


西岡恭蔵 - Wikipedia 続き

 

 

実行委員が語る西岡恭蔵さんのこと

 

ともかく親分肌やった

わたしは恭蔵さんとは高校からいっしょでした。柔道部でね。ギターを教えてもらいました。パーティでいっしょに歌おう、と彼がギター、わたしが歌でハーブ佐竹の「女心のうた」をやりました。途中で会場が白けてしまったなぁ。あれが恭蔵さんの最初のステージやなかったやろか。名誉挽回と文化祭の時には、仲間に女性も加え、PPMやビートルズのナンバーをやって好評でした。


彼がこっちに帰ってくるたびに、会ってました。彼のうちは真珠関係でしたが、彼は百姓がやりたい、というてた。「小豆島のオリーブを志摩でも作りたい」いうてました。


親分肌の男やったし、どこにいても成功したのでしょう。こんな人が志摩出身やのに、若い人はあまり知らない。もっと知ってほしい、とこのコンサートを企画、みんなによびかけました。彼の歌ではやっぱり「プカプカ」が好き。「サーカスにはピエロが」も味わい深いと思います。(談)

 

【プカプカ志摩実行委員会 代表 浜口三代和】

 

 

いっしょによく音楽をした

恭蔵さんはわたしよりいっこ上でした。わたしも高校の頃から音楽やってましたからいろいろ一緒に遊んだものです。それはそのあともずっと続き、彼が東京で歌手として活躍するようになっても、たまに帰ってくると音楽しました。


私はギター以外にも和太鼓や二胡といった中国の楽器もやります。恭蔵さんの歌の中では「プカプカ」がやっぱり好きです。他には「我が心のヤスガーズ・ファーム」や「自転車に乗って」が好きです。

 

なくなる直前の伊勢でのコンサートには、どうしても用があって行けなかったのが、今でも残念です。その思いもあって、今回ぜひこのコンサートを開きたかったのです。恭蔵さんのゆかりの人たちと出会え、交流できるのがほんとうに楽しみです。わたしの今の仕事はやっぱり音楽で、さっき話した和太鼓や二胡をホテルなんかで演奏したり、教室を開いたりしています。(談)

 

【プカプカ志摩実行委員会 副代表 剱山啓助】

 

 

 

相撲が強かったなぁ恭蔵さんとは小学校は別でしたが、中学校からずっといっしょでした。中学1年の時、わたしは48キロぐらいだったのに、彼は百キロを超えてました。だから相撲が強くて、彼の印象っていわれたら、まっさきにそれを思い出します。仲間5人で五人衆というのを作っていろいろ遊びました。今だからいえますが、中学生やのに酒のんだり。


音楽はあんまり得意じゃありませんが、恭蔵さんには教えてもらいました。いつでしたか、ビートルズのLPを千五百円で彼が買ってくれまして、それに抽選券がついていて、ギターが当たるというのがあって、それが当たったんですよ。5万人にひとりしか当たらない、という籤だったのにね。


それと彼が近大の頃でしたか、年賀状にガリ版印刷の手紙をくれましてね。そこにはその頃の彼の好きな歌の楽譜がいっぱい載ってたんですよ。うちの妻は恭蔵さんと小学校からいっしょだったんですけど、今でもそれを大事にとってます。(談)

 

【プカプカ志摩実行委員 大山力】

 

 

 恭蔵とKUROの音楽まつり 2009 (第2回) ◆チケット予約案内